サビアンシンボルは、１２星座を、それぞれ３０度ずつに分けた、

３６０個の「詩的な言葉」や「象徴的イメージ」で表現された「魂の体系」です。

 

1925年に占星家のマーク・エドモンド・ジョーンズと、
チャネラーのエルシー・フィーラーによって紡がれ誕生し、

その後、占星家ディーン・ルディアによって

心理学的アプローチが加えられ、体系化されました。

（今年は２０２５年。サビアンが誕生してちょうど１００年ですね❣️）

 

その１２×３０＝３６０の魂の体系は、曼荼羅のように美しくまとめられた体系。

 

占星術の単なる性格診断などでの活用にとどまらず、

魂の目的や、人生の歩むべき道について

深い洞察を得るためのツールとして、活用されています。

 

 

しかし、その詩的で象徴的な言葉は、一見すると難解に感じられるかもしれません。

 

例えば「牡羊座28度：落胆させられた大聴衆」。

このサビアンは、

「指揮者は気持ちよくタクトを振って大満足の演奏をしているのに、

背後で聴いているは聴衆はがっかりしている。」という内容。

 

表面的な意味だけで解釈してしまうと、

なんだか空気が読めないような、独りよがりなような、

直感的にネガティブなイメージで、解釈してしまいがちです。

 

けど、その意味をしっかり紐解くと、「他者にはまだ理解されないけれど

自分が思い描いた通りに、魂が喜ぶ自己表現ができる」という意味。

 

しかも、その次の度数では「その自己表現が天を動かす」という物語が続くのです。